どうも、ジョンです。
仮面ライダー響鬼をいまさらながら見ました。(子供と一緒に)
放送当時、20歳くらい、正直ストーリーはおもしろくないと思っていたのですが、
30代になって社会人経験を積んだ今こそ、本当にこの作品は最高に面白いなと思いました。
ヒビキさんと、明日夢くんという中学生~高校生の物語。
鬼たちは組織で働いており、みんながみんな役割を持っている。
これは仕事だなあと強く感じました。
鬼、仮面ライダーという道だけでなく、どう生きるか?ということを真剣に考えた、
平成ライダーの中でも一番リアリティがあるライダーだと個人的には思います。
鬼になるだけがすべてじゃないんだよ、と。
少年の成長がキーポイントだと思いますが、みんな成長しましたね。特にトドロキさんかな。
ザンキ、トドロキの話は今見ても泣けます。昔でさえ号泣しました。
いま見ると再起不能と言われ、ろくに歩けない状態から数分で鬼になって戦いまくってるのに違和感ばりばりですが。
いろいろと見どころはあるのですが、個人的な見どころをいくつか。
23-24話
響鬼 紅の初登場回です。
ただでさえ強い響鬼さんが、夏の魔化魍の対抗策として、鍛えに鍛えあげます。
そして紅へ。
放送当時、赤くなっただけじゃん!くらいの意識でしたが、いま見返すと顔が微妙に違ったりして、
とにかく能力が格段に上がるっていうかっこよさ。
BGMのテナーサックスがむちゃくちゃカッコイイなと今さらながらシビれてしまいました。
54秒あたりから、本当にかっこいいです。赤くなった甲斐があるというものです。
44-45話
トドロキ入院からのザンキ死亡。
し、しんでる・・・!!からの尻。
まあそこはギャグだとしても、あんなに頑張ってたトドロキが再起不能になり懸命にリハビリする姿、
またザンキの弟子になることで精神的に落ち着いてくる師弟愛に涙。
そしてトドロキ、ザンキでのギターセッション
劇中、最初で最後のセッション。
ていうかこの動画見るだけで泣ける。
「もう、大丈夫っすから」
「オレ、泣かないっす」
すんません、僕は泣きました。
48話
最終話での京介の成長っぷり。
嘘ばっかりついてたヤツでも、こんなに成長するんだなあと。
昔は、なんでこんな奴が鬼になれたんだと思ってたのですが、
今見ると、明日夢は迷っていたが京介は愚直に鬼になること、父親を超えたいという想いを一貫していた。
だから強くあれたのだと思うし、納得の変身。
ジオウに出てきたのが彼だったのも、今なら納得です。
この全話見終わった後で、ディケイドの響鬼編を見て、
最後の大合奏で本当に泣いてしまった。ああ、これで響鬼は終わったんだなって。
なんかスッキリして、また明日から頑張ろう、そう思える作品でした。